「有咲…行くか、あの二人は後で来そうだな」 俺は有咲の体温を感じたくて手を繋いだ 中本の前じゃあ、なんか出来なかった 「うん!」 いつ、言おうか 俺は今日そんなことばかり考えていた 有咲が俺の前から消えないように この時間を少しでも長く感じていたい 有咲……好きだよ! もうクラス着いた 一旦手を離して 「有咲ちゃん!おはよぉ!」 「蘭ちゃんおはよぉー!」 いつの間に学級委員とも仲良くなったんだろ? なんか嬉しいな