余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「あ、そうだ1回家に帰らないと

お母さん心配する」


「あ、そっか!」

「多分今夜勤から帰ってきて寝る頃だと思う」

「まぁ、有咲ちゃん帰るの?また来てね?」

「お母さん、ありがとうございました!
洋服もいただいちゃって!」

「ふふ、いいのよ」

あ、アズちゃん

寂しそうにくぅーんって鳴いてる

「アズちゃんまたね、また来るからね!」

冬弥くんの愛犬のアズちゃんの頭をなでなで

お母様にお辞儀して家を後にする