あ、シャンプーの匂い 香水つけるタイプじゃないんだね なんか良かった 「有咲……」 わっ急に横抱きしてきた 「ふっ、同じシャンプーの匂いだな」 「うん」 低い声が耳元で聞こえてドキドキする 「と、冬弥くん…」 冬弥くんの髪の毛が首元にあたってくすぐったい 「有咲……どうする?寝る?ベッドか布団で」 「えっと……冬弥くんどっちで寝るの?」 「ベッドで寝るか。二人で」