お礼を言おうと、後ろをむく前に ギュッ え、後ろから抱きしめてきた 「有咲……俺とシャンプーの匂い一緒だな これじゃあまるで有咲は俺のものだって 言ってるようなもんだな」 と、冬弥くん…心臓がバクバクしてるよ 「有咲……いつか俺のもんだって胸張って言えるように頑張るよ」 「う、うん」 「ふっ、じゃあ俺も入って来ようかな 漫画とか読んでていいぞ」 バタン え?どゆこと? ちょっと頭が追いつかなかった