余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



お礼を言おうと、後ろをむく前に

ギュッ

え、後ろから抱きしめてきた

「有咲……俺とシャンプーの匂い一緒だな

これじゃあまるで有咲は俺のものだって

言ってるようなもんだな」

と、冬弥くん…心臓がバクバクしてるよ

「有咲……いつか俺のもんだって胸張って言えるように頑張るよ」

「う、うん」

「ふっ、じゃあ俺も入って来ようかな

漫画とか読んでていいぞ」

バタン

え?どゆこと?

ちょっと頭が追いつかなかった