余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜


「ねぇ、冬弥くん……見たいのがあったんだって言ってたけど何見たいの?」

「いや、あれはただの口実……有咲と2人きり……になりたかった……だけだ……いや、何言ってんだ俺」

「ふふ、冬弥くん顔真っ赤」

「うるせえ」

その日の夜は二人で漫画を読んだりしたな

楽しかった

「有咲ちゃん!お風呂湧いたから入っちゃって?」

「あ、ありがとうございます

それではお言葉に甘えて」

「パジャマないのよね?どうしようかしらね」

「ごめんなさい。急に泊まるって言って」

「あー!そゆことじゃないのよ。

私の若い時のがあった気がするわー

探しておくわねー」

「はい!ありがとうございます」