「あぁ、わかった。今も有咲は忘れることが出来ねえけど 有咲が横にいると思って強く生きるよ」 「うん!私たちだって辛いよ。みんなに優しかった有咲ちゃんだもん」 「俺らだって、忘れないよ!村岡のことは あの元気で、男女隔たりなく接してくれた」 「でもいちばん辛いのは、村岡のお母さんや佳穂ちゃんだろ?」 「私中学2年の時有咲と友達になったの あの子はいじめられても強くいじめっ子たちに立ち向かった子だよ? 弱音なんて聞いたことないよ」 「そうだったのか」