余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



冬弥とゲームセンターに行ってUFOキャッチャーでぬいぐるみ取ってくれたでしょう?


あれ、すごく嬉しかったな

あ、犬のアズちゃん元気?


もっとあずちゃんと話したかったな


でも元気ならそれでいいんだ


私のことは忘れてくれてもいい

好きな女の子作ってもいい

もう冬弥の自由に生きて?


それで、少しでも悲しい気持ちが晴れるといいな


冬弥、大好きだよ!


「有咲……。ありがとう。でもまだ好きな女の子はいいかな

だって有咲が心の中にいるから

ふっ、有咲のことになると弱虫だな俺」