余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「さぁ、なんかみたいのある?」

「んーーと……」

ん?なんか固まってる

あ、そっか

緊張でもしてるのか
可愛い

「大丈夫だって!リラックスして!」

「うん!そうだね!あはは」

そんな笑顔で言うなよ
もう無理

ギュッ

「ちょ、佐和田くん?」

「悪い、しばらくこうしてていい?」

「うん」

俺は細くて華奢な身体をしてる村岡を優しく抱きしめた