「あ、お姉ちゃんごめんなさーい」 私は足元にころがったボールをとるためしゃがむ 「ふふ、いいよ」 「サッカー楽しい?」 「うん!」 この子は5歳くらいかな? 可愛いらしいな 私は冬弥との子どもが欲しいって思ったけど 願わなかったらしい 「広夢〜」 「あ、呼ばれた!お姉ちゃんまたね!」 私は散歩を再開しようと立ち上がると 「うっ……いった……」 また頭痛が来て、たっていられなくて その場で倒れてしまった