余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「有咲…イルカショーあるらしいから後で行こう」

「イルカショー!イルカが泳ぐ所見れるの?行こ!」

子どもみたいにはしゃいでる私を冬弥は微笑ましく見てた


「うわっ!急に目の前に来てびっくりした」

エイ?って言うの?


目の前で泳いでてびっくりした


わっ!サメだ怖いって思ってたけど

案外可愛い

「有咲…知ってた?サメって実は臆病らしいよ。人を襲うのは映画だからだって言ってたよ」