「あ、冬弥くんいらっしゃい、ちょっと有咲がバタバタしてて家の中に入って待っててくれ」 「あ、ありがとうございます 有咲…ゆっくりでいいぞ」 歯を磨き終わって、マフラーを首に巻いて 「お待たせ」 「有咲…冬弥くん気をつけて行ってらっしゃい。今日お母さん夜仕事入っちゃった」 「そうなの?わかった!お母さんも気をつけてね」 私と冬弥は手を繋ぐ 冬弥の手暖かいな〜 「寒っ!雪降るって言ってたけな」 「言ってたよ!テレビ見ないもんね」 「あんまり見ない」