余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



私は何とか氷くらい冷たい水で顔を洗うと

たまには化粧でもしてみた

「お母さんどう?」

「あら〜可愛い〜あ、あとここもして」

何とかお母さんに手伝ってもらいながらも

化粧は終わった

「早く、パンでもいいから食べちゃって」

「うん!」

あ、お着替えは終わったよ

ベージュのコートをきて、タイツも履いて

たまにはスカートなんて履いてみたり

パンを食べ終わる頃

家のチャイムがなった

あっ!冬弥きた!