余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



お母さんと佳穂と啓太くんが出たあと私たちは


「やっと…キスできる!どれだけ待たせるんだ本当に」

「ね、確かに」

冬弥は私をソファに寝かせると

顔を近づけて

「映画観る時にさ、ナンパしてきたひといるじゃん」

「うん!」

「俺、あの時嫉妬してさ、すぐ抱きしめたかったんだ。

でもトレー持ってたし無理だったから

今ここでキスして俺のものって印つけていい?」

「いいよ」