余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



私は病院食を食べながら、退院したあとのことを考えていた

美味しいなぁ


ご飯も食べ終わって体調がいいから散歩しようっと

「あ、有咲ちゃん、どこ行くの?」

「え、散歩」

回診するんだっけ?

「ちょっと検査しよっか」

やっぱりあったか回診

「はーい、散歩はあとでも行けるよね」

「うん!」

私は検査するために検査室に車椅子で移動することに

足は悪くないけど、念の為倒れないように