余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「俺も、有咲がいないと寂しいから早く元気になれよな。

時間が出来た時にでも、見舞いに来るから」


「あり、がとう」

「俺ら、飲み物買ってくるよ、何か欲しいのある?って暫く飲めないんだっけ?」

「啓太…飲み物買うなら私も行くよ」

「わかった!」

啓太くんと佳穂とお母さんは気を利かせて、席を外してくれた

「有咲…大丈夫か?」

私は返事が出来ないから頷く

「連絡来た時はびっくりしたよ

有咲が倒れるなんて初めて…ってこの前もこんなことあったけ?」