余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「そうか、有咲のためにありがとうございます。有咲はいい友達もったね」

「うん」

「有咲…しばらくは入院だって、始業式には間に合わないけどそれでもいいか?って」

「そう、なの?しかた、な、いね、わか、た」

私は酸素マスクしてるから上手く喋られない

点滴なんて初めてだよ

「有咲…早く元気になってね?私有咲がいないと人生つまんないもんね」

「そうだぞ、俺らも有咲ちゃんがいないと寂しいぞ(しくしく)」

そう言うと、啓太くんは冬弥にチョップをくらったっけ?