「お母さん、少しいいですか?」 「?分かりました」 「有咲…ちょっと先生と話してくるから待っててな」 涙が止まらず、どうしてこうなったのか 分からない と悩んでたら 「有咲〜大丈夫?」 「か……ほ…」 「今日、夏祭りあるから誘おうって思ってたら、 有咲のお母さんから病院ですって電話来たから、急いで飛んできたの」 「そ、か」 「冬弥たちも来ると思うよ。私が連絡して」