余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「お母さん、少しいいですか?」

「?分かりました」

「有咲…ちょっと先生と話してくるから待っててな」

涙が止まらず、どうしてこうなったのか

分からない

と悩んでたら

「有咲〜大丈夫?」

「か……ほ…」

「今日、夏祭りあるから誘おうって思ってたら、

有咲のお母さんから病院ですって電話来たから、急いで飛んできたの」

「そ、か」

「冬弥たちも来ると思うよ。私が連絡して」