余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



ガラガラ

「とーやとお母さん……」

「あ、有咲……起きて大丈夫か?少し顔色良くなってるね、お粥食べて風邪薬のもっか」

「うん、お腹すいて起きちゃった」

「熱あるのに食欲は変わらないね。

まってな今すぐよそうから」


有咲はさっきお母さんが座ってた場所に座った

毛布にくるまりながら

「とーや……カレー食べたの?いいな」

「有咲が元気になったらまた作ってあげるから」

「うん!」

弱ってるからいつもの「冬弥」じゃなくて

とーや……