余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「食べようか!」

「いただきます」

カレー皿に盛り付けられた

夏野菜カレー。俺の好きな物ばかりだ

「……美味しいです」

「良かった」

その後は学校での有咲はどんな様子か話してたら

「楽しそうで何よりだ!小学校の時、お父さんが

いないってことでいじめを受けて、よく泣きついてきたよ。

でも今クラスのみんなとも仲良いんだろ?

それが嬉しくて毎日、時間が合えば

有咲の口から学校の話を聞くのが好きになってね、

中学から佳穂ちゃんが友達になってくれて

有咲はよく笑うようになって」