「食べようか!」 「いただきます」 カレー皿に盛り付けられた 夏野菜カレー。俺の好きな物ばかりだ 「……美味しいです」 「良かった」 その後は学校での有咲はどんな様子か話してたら 「楽しそうで何よりだ!小学校の時、お父さんが いないってことでいじめを受けて、よく泣きついてきたよ。 でも今クラスのみんなとも仲良いんだろ? それが嬉しくて毎日、時間が合えば 有咲の口から学校の話を聞くのが好きになってね、 中学から佳穂ちゃんが友達になってくれて 有咲はよく笑うようになって」