余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



俺は自分の家と思ってくつろいでくれって

言われたけど

申し訳ないな

俺はテレビをつけてみることにした

あまりうるさいと隣から苦情きそうだな

だから少し小さめの音量でテレビを見ていた

「冬弥くん、普段もテレビ見るのか?」

「はい、まぁ、」

「そうか!まぁ見ててくれよ、いつもはあまり見ないけど」

そうなのか

有咲の口からテレビの話題が出ないと思ったら

「カレー作ってみたよ」

「カレー!やった、大好きです」