余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「あ、冬弥くん、看てくれてありがとう

風邪薬買ってきたよ。お粥さんはもうそろそろだろう

冬弥くんついでに昼ごはんでもどうだい?

学校での有咲の事聞かせてくれ」

「あ、ありがとうございます。

有咲は丁度寝たところですね」

「そうか!起きた時でもいいか」


俺は言葉に甘えて昼ごはんをいただくことに

「すぐ作るから待っててくれ」

有咲のお母さんはてっきりご飯はできないものだと思っていたけど

有咲が学校行く時は有咲が作って休みの日はお母さんに作ってもらってるのか

有咲はいつ料理を覚えたんだろ?