「さっき有咲のお母さんとすれ違った "私は風邪薬を買いに行ってくるから有咲を見ててくれ"って」 「そうなんだ」 有咲はフラフラの体で俺を家に入れてくれた だけど有咲は倒れかけて俺が咄嗟に支えた 「あ〜有咲ベッドに運ぶぞ」 有咲が頷いたのを見て 有咲の部屋の障子を開けてベッドに運んだ 「よっ……有咲これ何度?」 「38°」 「たっか……寝とけ、ご飯のいい匂い」 「お母さんがさっきお粥さん炊いとくって」