シーーンと静まり返った部屋で私は1人寂しく寝てた そしたら 家のチャイムがなった 「ん?あっ、冬弥かも」 私は重たい身体をゆっくり起こして 玄関のドアを開ける 「有咲……大丈夫?」 「とーや……」 「さっき有咲のお母さんとすれ違った "私は風邪薬を買いに行ってくるから有咲を見ててくれ"って」 「そうなんだ」 私は冬弥を家にあげる