余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「お母さん、お粥作ってるから寝てていいよ!出来たら運んでくるから、あ、それと後で風邪薬も買ってくるよ」

「わかった!ありがとう」

佳穂達に風邪ひいたってメールしたら

"有咲が風邪なんて珍しい、ゆっくり休んでね"

"後でなにかお見舞い品持っていくよ"

"有咲ちゃん、大丈夫?ゆっくり休んでな"

ってみんなありがとう

余計泣けてきちゃうよ

ガラ

「お粥、炊いてる間に風邪薬買ってくるよ」

「うん、後で冬弥来るってお見舞い品持ってくるって」

「そうかい!わかった!」
そう言ってお母さんは風邪薬を買いに行った