お化け屋敷に着いた 「ねぇ、やばい雰囲気醸し《かもし》出してるよね?」 「そうかな〜?」 私は怖すぎて、冬弥の手を握ると恋人繋ぎしてきた 「有咲……逸れないようにしっかり手を繋いどけよ」 「うん……」 いざ!中へ ううっ、もう既に泣きそう 「ぎゃあああ」 横から急に出てこないでよ 私はその後もビビりながらも何とか脱出した