余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



お化け屋敷に着いた

「ねぇ、やばい雰囲気醸し《かもし》出してるよね?」

「そうかな〜?」

私は怖すぎて、冬弥の手を握ると恋人繋ぎしてきた

「有咲……逸れないようにしっかり手を繋いどけよ」

「うん……」

いざ!中へ

ううっ、もう既に泣きそう

「ぎゃあああ」

横から急に出てこないでよ

私はその後もビビりながらも何とか脱出した