余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



あ、これお母さんの好きなトカゲのぬいぐるみ

可愛いなぁ

お土産に買っていこ

ここには色んな可愛いぬいぐるみやキーホルダー、

なんでもあってつい買いすぎてしまった

お母さんは自分が贅沢できないぶん

「有咲…少しくらい贅沢言ってもいいんだよ。

誰も文句なんて言いやしない

お母さんはね、有咲に今まで苦労かけた分、

好きなことして欲しいって思ってるんだ

だから、友達と遊びに行ったていいんだよ。

お母さんは有咲の口から楽しかったことを

聞くのが好きなんだからさ」って言ってた