余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「あ〜夕ご飯どうしよ?」

「あ〜」

有咲はしばらく悩むと

「親子丼でいい?」

「いいね」

俺はその間、何しようかね?

テレビをつけてみることにした

俺の大好きなバラエティー番組が放送中だった

台所からリズム良く材料を切る音が聞こえた

有咲の手作りは食べたことあるけど

有咲の家では初めて食べる

テレビを夢中で見てたら

「できたよ〜」

お、親子丼ができたみたいだ