余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜


「さぁ、みんなでお菓子を分けようかい

缶大きいね」

有咲が缶の蓋を開けると

お菓子は5種類あって

それぞれひとつずつ分けると、数はいい感じになった

有咲のお母さんと話してたら

お母さんが
「あ、そろそろお母さん仕事行かないと

みんなゆっくりしててね」

「うん、行ってらっしゃい」

有咲のお母さんは笑顔で手を振って仕事に行った

そして、夕方5時頃になると

「私帰ると一人だけど大丈夫?」

「うん!」