余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



「まぁゆっくりしててね」

俺らを迎え入れた

お母さんの靴あるな

まだ寝てるのか

「有咲ん家久しぶりだ〜!変わってないね」

中本は前からよく遊びに来てたのか

「お父さんって人に会ったことないんだよね」

「「えっ?」」(冬弥と啓太)

「有咲ってシングルマザーだもんね」

「そうだったのか」

中本とは中学から一緒だったのか

なるほどな

だから入学式の日

一緒に登校してたのか