「有咲ん家久しぶりだ〜!変わってないね」

「お父さんって人に会ったことないんだよね」

「「えっ?」」

「有咲ってシングルマザーだもんね」

「そうだったのか」

まぁ、これは冬弥と佳穂には話してたけど

そういえば永谷くんは初めて言うかも

でもお父さんいないのが普通だと思って

お母さんを恨んだことなんてない

「お茶しかないや!お茶でいい?」

「「「大丈夫」」」

そろそろお母さん起きてくるから静かにしないと

って考えてたら