余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜



肩なんか組んじゃってさ、本当仲良しだな

「有咲……行くか!」

「うん!」

玄関まで一旦手を繋ぐ私と冬弥

私はこれから来る夏休みが楽しみで

手を繋いだまま腕をプラプラしてた

どんな夏休み送ろうかなー?って

ワクワクしてたのに

病気はすぐそこまで来てたなんて……

海とか行きたかったな

プールだって

かき氷も

アイスも