準備できた!! 「お母さん、行ってきます。ゆっくり食べててね」 「はいはい、行ってらっしゃい」 そう言って笑顔で送ってくれた 「冬弥……お待たせー」 「おうっ、いこっか」 冬弥は家の前でズボンのポケットに手を入れて待っててくれた それですらも様になる 「せっかくカレカノなんだ。手を繋ごうぜ」 「うん!」 ギュッ 離れないようにしっかりと握って私と冬弥は学校に行く