余命3ヶ月の命と言われて 〜私が生きてた頃の世界〜


「実はねー……この前お母さんとふたりで

久しぶりに出かけた時にデパート行ったの

そしたら、冬弥が好きそうなキャラクターの

グッズが沢山売ってる売り場があったの

今度行ってみようよ!」

「まじか!すげー嬉しい」

有咲……俺の好きな物覚えててくれてたのがすげー嬉しい

また有咲は思い出したかのように

さっきの袋を俺に渡した

「冬弥……これもどうぞ」

同じく俺のだいすきな漫画のグッズ
手のひらサイズのぬいぐるみ

「可愛い!嬉しいやったねー!」