悲しい哉。恋は永遠ではないし、熱い激情が冷めてしまえば灰も残さない焼野原。お熱い二人が、憎み合ったり完全に無関心になったり。貴族の間では良くあることだった。
「それが当たり前になって、僕がいないと物足りないと思ってくれたらと。愛する人への褒め言葉を惜しむような、下衆にはなりたくありません」
彼は血の繋がりのある従兄弟なだけあって、リチャードには良く似ていた。
けれど、初対面の時にはゾッとするような冷たい目だったものだけど、今では他人だったんじゃないかと疑ってしまうほどの火傷してしまいそうな熱い眼差し。
「最初会った印象とは、正反対ね。ユーウェイン」
「……最初会った時は、どうでしたか」
「あの時は、もっと恐ろしくて冷酷な人に思えたわ。無慈悲に……一息に、私を殺してしまったもの」
もちろん。それは、私を救うためだったと、今ではわかっている。首を傾げて揶揄うように言った私の言葉を聞いて、ユーウェインは肩を竦めた。
「それが当たり前になって、僕がいないと物足りないと思ってくれたらと。愛する人への褒め言葉を惜しむような、下衆にはなりたくありません」
彼は血の繋がりのある従兄弟なだけあって、リチャードには良く似ていた。
けれど、初対面の時にはゾッとするような冷たい目だったものだけど、今では他人だったんじゃないかと疑ってしまうほどの火傷してしまいそうな熱い眼差し。
「最初会った印象とは、正反対ね。ユーウェイン」
「……最初会った時は、どうでしたか」
「あの時は、もっと恐ろしくて冷酷な人に思えたわ。無慈悲に……一息に、私を殺してしまったもの」
もちろん。それは、私を救うためだったと、今ではわかっている。首を傾げて揶揄うように言った私の言葉を聞いて、ユーウェインは肩を竦めた。



