ユーウェインは王家にとってとても便利な存在だったと思うし、きっと汚い仕事もしていたはずだ。これから国を背負わねばならない王太子のリチャードにとっては、彼が自分の好きに使えなくなってしまうことは痛かったと思う。
それもこれも、愛しいルイーゼ様と結婚するため。どうぞ、愛する二人は何の曇りもなく幸せになって欲しい。
私も、同じようにそうするので。
これまでに隠された存在であったユーウェインは、前王弟である実父が当主である公爵家へ帰ることになった。
いきなり社交界へと現れることになったいなかったはずの公爵家子息に、国の貴族間で大きな騒ぎになっていたものだった。
流石、元王族の威厳を見せる彼の父は「幼い頃から身体が弱かったので、空気の良い異国で育てました」と、余裕綽々の顔で嘘をついていた。
それもこれも、愛しいルイーゼ様と結婚するため。どうぞ、愛する二人は何の曇りもなく幸せになって欲しい。
私も、同じようにそうするので。
これまでに隠された存在であったユーウェインは、前王弟である実父が当主である公爵家へ帰ることになった。
いきなり社交界へと現れることになったいなかったはずの公爵家子息に、国の貴族間で大きな騒ぎになっていたものだった。
流石、元王族の威厳を見せる彼の父は「幼い頃から身体が弱かったので、空気の良い異国で育てました」と、余裕綽々の顔で嘘をついていた。



