「好きです。付き合ってください」
「…これ、何回目?」
「三回目」
「そんなに俺のこと、好きか?」
「うん」
「…よし。分かった。付き合おう」
「ほんと!?」
「ただし、一週間後のテストで俺に勝てたらな」
「そんなの無理だよ~!」
私の、心からの叫びが屋上に響いた。