「それは絶対嘘。夜明、鈴ちゃんに甘々だから、鈴ちゃんの頼みは断れないでしょ」
夜明の鈴ちゃんへの執着はやばいけど、それ以上に夜明は鈴ちゃんに甘すぎるから、泣いて頼まれたら断りきれないと思う。
それかもういっそ、物理的に白神を消す方向にもっていきそうで怖いな……。
「…………。それだけは聞いてやれない」
難しい顔で長考したあと、そう答えた夜明。
「ただ、ほかの願いならなんだってかなえてやるつもりだ」
「ちゃんと幸せにしてあげてね」
「当たり前だ」
夜明は適当なことは言わないから、信頼できる。
「俺たちで楽しい思い出いっぱい作ってあげようね」
今まで辛かったぶん、学園生活を謳歌させてあげたい。
本当に妹がひとり増えた気分だ。
夜明の鈴ちゃんへの執着はやばいけど、それ以上に夜明は鈴ちゃんに甘すぎるから、泣いて頼まれたら断りきれないと思う。
それかもういっそ、物理的に白神を消す方向にもっていきそうで怖いな……。
「…………。それだけは聞いてやれない」
難しい顔で長考したあと、そう答えた夜明。
「ただ、ほかの願いならなんだってかなえてやるつもりだ」
「ちゃんと幸せにしてあげてね」
「当たり前だ」
夜明は適当なことは言わないから、信頼できる。
「俺たちで楽しい思い出いっぱい作ってあげようね」
今まで辛かったぶん、学園生活を謳歌させてあげたい。
本当に妹がひとり増えた気分だ。

