その耳が……赤くなっていることに気づく。
本当に嫌われているわけではないのかな……?
よ、よかったっ……。
「あ、魔族種も知らないよね」
魔族種……それは、魔族の種類のことかな?
「俺は虎族の末裔だよ」
さらっとそう言った獅堂さん。
「夜明は悪魔族。雪兎は雪男族で、竜牙くんは竜族だよ」
次々と紹介してくれたけど、驚きのあまりぽかんと空いた口が塞がらなくなる。
虎族も雪男族も竜族も全部本に書いてあった。
どれも、魔族のなかでも重宝されている種族だって……。
それに、悪魔族って確か――魔族のなかでも、最強の種族だ。
夜明さんがすごい人だということはわかっていたけど、まさか最強と謳われている魔族だったなんて……。
「俺たちと仲良くしてね」
本当に嫌われているわけではないのかな……?
よ、よかったっ……。
「あ、魔族種も知らないよね」
魔族種……それは、魔族の種類のことかな?
「俺は虎族の末裔だよ」
さらっとそう言った獅堂さん。
「夜明は悪魔族。雪兎は雪男族で、竜牙くんは竜族だよ」
次々と紹介してくれたけど、驚きのあまりぽかんと空いた口が塞がらなくなる。
虎族も雪男族も竜族も全部本に書いてあった。
どれも、魔族のなかでも重宝されている種族だって……。
それに、悪魔族って確か――魔族のなかでも、最強の種族だ。
夜明さんがすごい人だということはわかっていたけど、まさか最強と謳われている魔族だったなんて……。
「俺たちと仲良くしてね」

