魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

夜明さんにメッセージを送ると、秒で既読がついた。


怖い……。


「スマートフォンって、すごいですね……!」


鈴蘭はメッセージの画面を見たまま目を輝かせていて、「そうだな」と同意する。


嬉しそうに微笑んだ鈴蘭に、気まずくなって視線を逸らした。


あんまり至近距離で、微笑まないでほしい。


正直、直視できないし……。


「あ、そうだ……!」


何か閃いたように、手を打った鈴蘭。


今度はなんだ……?


「雪兎さんがくれたピニーのキーホルダー、ケースにつけます……!」


は……?


鈴蘭のスマホのケースにはストラップをつけるところがあるらしく、チェーンをつけようとしている。


「こんなおまけのキーホルダーつけるなよ」