魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

「ご、ごめんなさい……! 何か震えていたので、虫だと勘違いして……」


鈴蘭は我に返ったのか、慌てて俺から離れた。


早く離れたいと思っていたのに、温もりがなくなったことに、がっかりしている自分がいる。


「別にいいし……」


なんなんだよ……さっきから俺は。


自分の感情が、意味不明。


「メッセージ、返しとけよ」


平常心を装いながらそう言って、そっぽを向く。


「これ、どうやって返すんですか……?」


は……?


「原始人かよ……」


スマホの使い方も知らないとか……。


いや、仕方ないか。持たせてもらえてなかったみたいだし……。


それにしても、これは夜明さんが持たせたのか? バイブ機能も知らなかったとか、使い方全くわかってなさそうだな。


「貸せ」