一瞬、夜明さんとつければと言って突っ返す選択肢が浮かんだ。
でも、なぜかそれを嫌だと思った自分がいて、そっとピッキーのキーホルダーをポケットに突っ込んだ。
何やってんだ、俺は……。
「きゃっ……!」
今度はなんだ……?
「ゆ、雪兎さんっ……!」
呆れながら顔を上げたが、切羽詰まった表情をしている鈴蘭に俺のほうが焦る。
「は? ど、どうしたんだよ」
今にも泣きそうな顔で、立ち上がった鈴蘭。
「ポ、ポケットの中に、む、虫が……!」
虫……?
苦手なのか、パニックになっている。
とりあえず落ち着かせることを言おうと思ったが、そんなものはすべて消し飛んでしまった。
こいつが……急に、抱きついてきたから。
「た、助けてっ……」
「……っ」
でも、なぜかそれを嫌だと思った自分がいて、そっとピッキーのキーホルダーをポケットに突っ込んだ。
何やってんだ、俺は……。
「きゃっ……!」
今度はなんだ……?
「ゆ、雪兎さんっ……!」
呆れながら顔を上げたが、切羽詰まった表情をしている鈴蘭に俺のほうが焦る。
「は? ど、どうしたんだよ」
今にも泣きそうな顔で、立ち上がった鈴蘭。
「ポ、ポケットの中に、む、虫が……!」
虫……?
苦手なのか、パニックになっている。
とりあえず落ち着かせることを言おうと思ったが、そんなものはすべて消し飛んでしまった。
こいつが……急に、抱きついてきたから。
「た、助けてっ……」
「……っ」

