魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

「はい……! ピニーが一番好きです!」


ピニーとは、ピッキーの彼女だ。


「開けてみろよ」


そう言えば、鈴蘭は目をきらきらさせたまま頷いた。


こんなのではしゃぐとか……。


最初は、おとなしい女と思ったのに、意外だった。


でも別に……うるさいとかそういうのじゃないし、こういうのは……まあ、愛嬌があると、思う。


恐る恐る袋を開けている鈴蘭。


入っているものを取り出して、また嬉しそうに笑った。


「ピッキーでした……! 嬉しいです……!」


目当てのピニーは出なかったらしいが、満面の笑みを浮かべている。


ほんと、子供みたいだな……。


そう思いながら、俺も自分の袋を開けてみた。


「……あ」


ビンゴ。鈴蘭の目当てが出た。