魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

今は鈴蘭を率先していじめていた生徒を調査している最中で、調査が終わり次第制裁を加えてやるつもりだった。


俺の家系はどの業界にも顔が利く。俺は謝罪なんかで許してやるほど甘くはない。


今朝アセンブリで婚約の公表をしているうえに、ノワールの生徒には一応通達もしている。


マスコミにも流れているだろう。


鈴蘭はもう完全に世間から黒闇神夜明の婚約者として認知されている。


俺の婚約者をぞんざいに扱うような怖いもの知らずはこの国にはいないだろう。


だから怯える必要は少しもないが、魔族について何も知らない鈴蘭にとっては不透明なことが多く、俺の言葉だけでは安心できないだろう。


鈴蘭が落ち着くまでは、学校を休んでもいいと考えていた。


「いえ……! 行きます」