魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

今のどの発言に、そんなことを思う要素があったんだろう……。夜明さんのポイントはいつもわからない。けれど……怒ってはいないみたいで安心した……。


私は顔の熱を冷まそうと、パタパタと手で仰いだ。





私の家の前で、車が止まる。


「夜明、着きました」


あれ? この声は……司空さん?


今まで気づかなかったけれど、助手席には司空さんが乗っていた。司空さんもついてきてくれたんだ……。


夜明さんの従者だと言っていたから、どこへ行くにも同行しているのかもしれない。


……もしかして、夜明さんがブランに来てくれていた時もいたのかな……?


「足元に気をつけろ」


夜明さんは先に降りて、私に手を貸してくれた。