魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

「どうして私の家の住所を……?」


知っているんだろう……?


教えた記憶はないけれど、確かに向かっているのは私の家。


夜明さんを見ると、気まずそうにぎこちない視線を向けられた。


「……悪い。勝手に調べた」


そ、そうだったんだ。


住所は学校側が把握しているし、夜明さんなら調べることができたのかもしれない。


「勝手なことをしてすまない」


「いえ……!」


夜明さんにならかまわない。


むしろ、すべての手続きをまかせてしまって申し訳ないくらい……。


「……お前の両親は、どんな人間だ?」


突然の質問に、一瞬体が強張った。


けれど、夜明さんに気づかれまいとすぐに平静を装う。


家でのことは、絶対に夜明さんには知られたくない。