もともと眠りは浅いほうだから、自分がここまで深く眠っていたことに驚いた。私の言葉に、夜明さんは嬉しそうに笑ってくれた。
「着くまでにまだ時間がある。眠っていていいぞ」
「いえ……おかげさまで、眠気もとれました」
もう目も冴えているし、寝すぎたくらい……。
「そうか」
すっと大きな手が伸びてきて、私の肩に置かれる。
夜明さんは癖なのか、隣にいる時はいつも私の肩を抱いていた。
恥ずかしいけれど、夜明さんに触れていると……落ち着く。
赤い顔を見られないように、窓の外に視線を移した。
車窓に流れる見慣れた通学路。ふと違和感を覚えて、恐る恐る口を開く。
「あの、今は私の家に向かってくださってるんですよね……?」
「ああ」
「着くまでにまだ時間がある。眠っていていいぞ」
「いえ……おかげさまで、眠気もとれました」
もう目も冴えているし、寝すぎたくらい……。
「そうか」
すっと大きな手が伸びてきて、私の肩に置かれる。
夜明さんは癖なのか、隣にいる時はいつも私の肩を抱いていた。
恥ずかしいけれど、夜明さんに触れていると……落ち着く。
赤い顔を見られないように、窓の外に視線を移した。
車窓に流れる見慣れた通学路。ふと違和感を覚えて、恐る恐る口を開く。
「あの、今は私の家に向かってくださってるんですよね……?」
「ああ」

