魔王子さま、ご執心!②~最強王子と、 甘すぎる溺愛婚約生活が始まる~

また黒闇神についての問い合わせか……と呆れて画面を見ると、表示されていたのは「祖父」の文字。


慌ててボタンに触れて、電話に出た。


「はい、ルイスです」


『黒闇神夜明の件については知っているな?』


開口一番がそれか……。


「はい。朝発表があって、その場に居合わせていました」


『とすると、婚約の件は本当なのか……』


「安心してください。相手の女はたいした身分でもないただの人間です。俺の婚約者の姉で……」


そこまで言って、ハッとした。


俺がもし星蘭と結婚し、黒闇神も鈴蘭と結婚をしたらややこしいことになるな。


別にこちらに嫁に入るわけだから、そこまで影響はないだろうが……黒闇神と白神の嫁が姉妹というのは、無関係では済まない。