朝都先輩と付き合っているその後の話。


環先輩は、いつもと変わらず私と添い寝をしていた。


「_____おい、わい。帰るぞ」


朝都先輩は、図書館にやってきた。


今は、放課後。

みんなは、既に帰っている。


私は、環先輩に呼びたし。


それを、朝都先輩が迎えに来ている状態。



「え、でも……環先輩が……」


「ソイツなんか、ほっといて行くぞ」


「それが……」



朝都先輩は、私の腰を見て驚く。


「はぁ?まじか……こんなの力づくで」


朝都先輩は、私に近づき環先輩の腕をどかそうとしている。


環先輩は、私とハグするように眠っているから。



「____クソっ、」



しっかりと捕まっているらしい……



「仕方がない、俺もここにいるわ。コイツが起きるまで」

そう言いながら朝都先輩は、私の隣に腰を下ろした。



それにしても、……起きない。


環先輩、爆睡中。