去年の今頃、真由は同じクラスで初恋の三島颯斗を校庭にある桜の木の下に呼び出し、告白したのだ。 「三島。私、三島のことが好きです。付き合ってください」 「…ごめん。高野のことは友達としか思えない」 「そうだよね」 定番のフラれ方をして、人生初の告白はあっさり失敗した。