「真由~。写真、撮ろう。写真」
「うん!」
卒業式当日。美沙がスマホを持った手を振りながらこっちに走って来た。
「真由~。ありがとう!大学に行っても忘れないでね」
「こちらこそありがとう!美沙こそ、私のこと忘れないでね」
「もちろんだよ!…あっ、三島が何か手招きしてるよ」
「本当だ。美沙、ごめん!ちょっと行ってくる」
美沙に手を振り、三島のところへ向かう。
「卒業おめでとう。テスト、赤点回避できて良かったな」
「三島のスパルタ授業のおかげだよ。ありがとう」
「どういたしまして。…お前、あの日の会話覚えてる?」
すぐにピンときた。
「教えてくれるの?」
「まあ、今日言うって言っちまったし」
「うん!」
卒業式当日。美沙がスマホを持った手を振りながらこっちに走って来た。
「真由~。ありがとう!大学に行っても忘れないでね」
「こちらこそありがとう!美沙こそ、私のこと忘れないでね」
「もちろんだよ!…あっ、三島が何か手招きしてるよ」
「本当だ。美沙、ごめん!ちょっと行ってくる」
美沙に手を振り、三島のところへ向かう。
「卒業おめでとう。テスト、赤点回避できて良かったな」
「三島のスパルタ授業のおかげだよ。ありがとう」
「どういたしまして。…お前、あの日の会話覚えてる?」
すぐにピンときた。
「教えてくれるの?」
「まあ、今日言うって言っちまったし」



